なぜ「子どもの頃の日焼け」は消えて「大人のシミ」は残るのか? 皮膚のターンオーバーとシミの深い関係
病原体を食べて処理してくれるマクロファージというお掃除屋さんの細胞が真皮にはいるのですが、取り込んだメラニンを処理しきれないマクロファージが、メラノファージという細胞として真皮に残り、炎症後色素沈着やシミとなってしまうのです。
加齢に伴って、皮膚の機能は残念ながら落ちる
ここまで、光が肌に与える老化の影響がいかに大きいかをみてきましたが、皮膚には加齢に伴う機能低下もあります。
人間の大半の細胞では、古くなった細胞がなくなり、新しい細胞が生まれます。皮膚でいえば表皮にあるケラチノサイトは常に新陳代謝で入れ替わります。
ただ、真皮にある弾性線維や膠原線維をつくる線維芽細胞(ファイブロブラスト)はずっとそのままで、新しくはなりません。新しくならないので働きは年齢とともに衰える可能性が高くなります。
こうなってしまったら、弾性線維や膠原線維をつくれなくなるので紫外線のダメージが蓄積しやすくなります。弾性線維がつくりづらくなれば、しわはできやすくなります。
年をとると免疫機能も落ちるので、紫外線を防いでも、シミができやすくなります。真夏に日傘をさして日焼けどめを塗って、長そでを着て、マスクをしても、シミを防げないのは加齢によるものです。



















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