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なぜ「子どもの頃の日焼け」は消えて「大人のシミ」は残るのか? 皮膚のターンオーバーとシミの深い関係

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  • 吉森 保 細胞学者、大阪大学名誉教授
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つまり、みなさんの肌が黒く見えるのはケラチノサイトがメラニンで黒くなっているからです。

ちなみに、黒人の肌が黒いのは光を浴びる場所に長年住んでいたのでメラニンがもともと多いからです。紫外線をひたすらブロックし続けたんですね。それだけ紫外線は皮膚の中に入ってきたら危険なものなのです。

シミの発生とターンオーバー

通常、日焼けした表皮は時間がたてば元に戻ります。みなさんも子どもの頃、海水浴に行ってこんがり焼けても、いつのまにか元の肌の色に戻っていた経験があるはずです。

これは、表皮の底の部分でつくられたケラチノサイトが徐々に表面へと押し上げられて、やがてアカとなって自然に剥がれ落ちるからです。この新陳代謝は「ターンオーバー」と呼ばれていて、約30日周期です。黒くなった肌がいつのまにか元に戻るのはこの新陳代謝のおかげです。

しかし、メラニンが過剰に合成され続けると、ターンオーバーで処理できる限界量を超えます。その結果、肌に取り残されたメラニンが蓄積されます。これがシミになります。 原因は、メラノサイト(メラニンをつくる細胞)の働きが過剰になること、年齢とともにターンオーバーが遅くなることがまずあげられます。

日焼けによって炎症が起き、つくられたメラニンの一部が真皮側に落ち込んでしまいます。

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【シミになるのは、免疫の細胞が弱っているから】

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