「欲求に抗わず、動く」「家は買わない」…ホリエモンが教える「人生の価値を最大化する」お金の使い方
ヒトが動かないと物事は何も進まない
日本では約30年、実質賃金が下がり続けているという。世界各国のデータと比較すると、先進諸国で下落しているのはどうも日本ぐらいのようだ。
OECD(経済協力開発機構)のデータによれば、2023年の日本の平均賃金は加盟34カ国中25位。この30年ほどでアメリカは2万6339ドル増えたのに対し、日本は98ドル程度しか増えていない。物価の上昇率と併せて見ると、日本人の生活は、大半が「赤字」ということだ。
ちなみに、お隣の韓国は2013年頃には平均賃金で日本を上回り、加盟国の19番目。すでに日本と韓国では1.2倍の差がついており、情勢から見ると、差は拡大し続けていくと思われる。
男女での収入格差が大きいという問題はあるが、韓国のほうが日本よりも、「高給取り」で恵まれているといえるだろう。元大阪府知事の橋下徹さんは、こうした日本社会の沈滞は、企業の人材の流動性の低さが一因だと指摘されている。



















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