「すぐ使わなくなる…」を解消! 加湿器の"お手入れ問題"解決へ人気3タイプをプロがレビュー

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加湿器 山善 ダイニチ シロカ
左から山善のキューブ型加湿器「KSF-S34」、ダイニチのハイブリッド式「HD-LX1025」、シロカの加熱超音波式加湿器「SD-5HC151」(筆者撮影)

乾燥する季節やエアコン使用時には、室内の湿度管理が快適さを左右する。湿度を適切に保つことで乾燥しにくくなり、体感温度も上がる。そんな湿度を上げるための加湿器は、超音波式・気化式・スチーム式・ハイブリッド式など、複数の方式があり、それぞれにメリット・デメリットがある。

本記事では、今注目の加湿器について各方式の特徴や選び方のポイントを整理するとともに、お手入れが面倒で「使用が続かない」という人向けに、加湿器の選び方を解説。今回は人気の加湿方式から3種類選んでみた。

ダイニチはハイパワー、お手入れも簡単。ただし…

ダイニチ 加湿器
ダイニチ「HD-LX1025」は公式オンラインショップ価格5万1700円(税込み)(筆者撮影)

最初に紹介するのは、ダイニチの加湿器である。加湿方式は「気化式」と「温風気化式」を組み合わせたハイブリッド式で、フィルターに温風を当てて加湿力を高め、ファンで広範囲に湿気を届けられる。湿度が低いときには「温風気化式」に切り替わり、パワフルですばやく加湿できるのが特長だ。

このハイブリッド方式を採用している製品はどのメーカーでも比較的高価であるが、ダイニチは累計生産台数400万台を突破している人気ブランドである。高い加湿力だけでなく、お手入れのしやすさにも配慮されており、清潔な状態を維持しながら継続使用できる独自機構を搭載している。

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