「すぐ使わなくなる…」を解消! 加湿器の"お手入れ問題"解決へ人気3タイプをプロがレビュー

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フィルターを水に浸して使用するトレイもぬめりが気になる部分であるが、「カンタン取替えトレイカバー」を使用すれば、1シーズンを目安に取り替え、清潔な状態を維持できる。さらに、水タンクには「Ag+抗菌アタッチメントEX」(1760円)が装着されており、1シーズンに1回交換するだけでタンク内のぬめりを抑えられる。

ダイニチ 加湿器
「カンタン取替えトレイカバー」を1シーズンで取り替えれば清潔に使い続けることができる(筆者撮影)

また、本体背面にある、抗菌エアフィルターも、左右にスライドするだけでスルッとホコリが取れる「かんたんフィルタークリーナー」を搭載しており、掃除もすぐに終わる。

ダイニチ 加湿器
裏側のエアフィルターのお手入れもカンタン!(筆者撮影)

ランニングコストはかかるものの、加湿器の面倒なお手入れから解放されるため、指名買いするユーザーも多い。我が家もさまざまな製品を試した結果、最終的にダイニチに落ち着いた。

スチーム式加湿器は空気が冷たくならない

山善 加湿器
山善のキューブ型加湿器「KSF-S34」は公式オンラインショップ価格で1万2800円(税込み)。適用床面積の目安は木造和室約9畳、プレハブ洋室約15畳まで(筆者撮影)

スチーム式の加湿器も人気が高い。水をヒーターで沸騰させて蒸気を発生させ、その蒸気で部屋の湿度を上げるタイプだ。部屋が寒くなりにくく、加湿力も高い。そして何より、お手入れが簡単だ。2つ目は、スチーム式加湿器の中から山善のキューブ型加湿器「KSF-S34」を選んだ。

スチーム式は、水をためて加熱するため、ポットと似た構造のものがほとんどで、デザインもポットのようになりがちだが、同モデルはスッキリとしたスクエアデザインで、ポットのような雰囲気ではなく、さりげなく置ける。

同モデルは、水タンクがステンレスタイプで、清潔な状態を維持しやすい。また、取り外しもできるので、本体ごと持ち運ぶ必要がなく、お手入れも簡単だ。

加湿器 山善
フタを開けると中身はポットのよう(筆者撮影)
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