「すぐ使わなくなる…」を解消! 加湿器の"お手入れ問題"解決へ人気3タイプをプロがレビュー
なお、使用中に水がなくなり給水する場合は注意が必要である。水タンクを外さず上から給水することも可能だが、中は熱い。取扱説明書によると「使用中や使用直後は給水しない」とあり、水タンクの汚れが気になっても、冷めるまで待たなければならない。ステンレス製の水タンクは熱くなるため、この点の取り扱いはやや不便に感じる。
なお、スチーム式は窓際などに置くと結露する場合がある。周辺が特に加湿されやすいため、部屋全体をムラなく加湿したい場合は、サーキュレーターと併用することが効果的である。
雑菌が気になる超音波式のリスク軽減法とは?
超音波式加湿器は霧状にして放出するタイプの加湿器で、本体価格が安く、スタイリッシュなデザインのものが多いことが特徴だ。スチーム式のように待ち時間がなく、電源を入れるとすぐにミストが散布されるため、加湿スピードは速い。消費電力も低く、加熱式でも同製品は最大でも155Wと、今回試した製品の中で一番低い。ただ、お手入れを怠ると雑菌を空中に拡散することになる。
ここ数年で、そういった超音波式加湿器の短所が広まってきたこともあり、いったん加熱してからミストにして拡散する「加熱超音波式」が増えている。



















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