大学ミスコンは時代に合わせて形態や趣旨を変えながら、今日まで生き残り続けている。
そんななかでも、大学ミスコンが「ふつうの大学生が有名になるための登竜門」としての役割を果たしていることは、今も昔も変わらない事実だ。
しかしながら、大学ミスコンに出場した人全員が、その知名度を生かした選択をするわけではない。大多数は一般企業に就職して、表舞台からは姿を消す。
では、そんな彼女たちは社会に出てから、どのような人生を歩んでいるのだろうか。もっと言えば、果たしてミスコンの経験は就活や仕事に生きているのだろうか?
今回は、2016年のミスキャンパス立命館(通称:ミス立命館)と2017年のMiss of Miss Campus Queen Contest(通称:ミスオブミス)でグランプリを獲得し、現在はピラティスのインストラクターをしている松田有紗さんに話を聞いた。
長く続けてきたバレエに終わりが訪れた
京都府出身の松田さんは中学受験で立命館の附属校に入学し、高校、大学もそのまま立命館へと進んだ。
傍から見れば順調な経歴だが、大学生になった松田さんは大きな壁に直面していた。



















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