「ユニクロ」が合う大人・合わない大人の違いって? イケオジを爆誕させる服・ブランド選びと中年ファッションの"意外な盲点"

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羽織りものがないトップスとパンツのカジュアルコーディネートの場合、丈感問題から目を逸らすだけの質感がポイントになると考えています。つまり、直接的な体形補正ではありませんが、印象面における人の目線を逸らすうえで、シンプルなカジュアルファッションほど「質感の良さ」にこだわりたいのです。

ブランド価値を超える「似合わせる努力」を

まとめると、服をコーディネートするうえで大事なポイントはいろいろありますが、シンプルな大人カジュアルほど、まずは丈感にこだわること。そして体形カバーのために目線を逸らす手段として、「羽織りものを合わせる」方法や「質感でカバーする」方法を紹介してきました。

ただし、上記ポイントを押さえていたとしても、服の手入れが間違っていれば本末転倒ですので、シワが目立たないようメンテナンスを心がけましょう。シワがつきやすいものは、アイロンもしくはクリーニングすること。その手間やコストが許容できないならば、購入段階で防シワ効果が高いアイテムを探してみてください。

もうひとつ、結論として言えるのは、「ユニクロが似合うかどうか」はブランドの問題ではなく、ユーザーの知識と努力の問題だということ。服は、単に「買う」ものではなく、「似合わせる」もの。たった一つの丈感の見直しが、明日の印象を劇的に変えます。

まずはクローゼットにある手持ちのトップスを着て、鏡に映る「着丈のライン」を確認してみてください。その瞬間こそ、「イケオジ」への第一歩が始まります。

森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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もりい よしゆき / Yoshiyuki Morii

その違和感を、言葉で可視化する。著書『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)など5冊。MENSA会員。

公式サイト「エレカジ」(https://www.elegant-casual.com/cases)では、80件を超えるコーディネート事例を公開。

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