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「AIの普及で、面倒な資料作成が10分で終わるようになった」
「AIのおかげで、職場の残業が減り、定時で帰れるようになった」
AIによる業務効率化の波が、職場全体に広がり始めている。こうした変化を「仕事がラクになった」「早く帰れる」と手放しで喜んでいるとしたら、それは非常に危険なサインかもしれない。
新刊『
AI時代に仕事と呼べるもの:「あなただけ」の価値を生み出し続ける働き方』の著者・三浦慶介氏は、「AIによって効率化されただけの仕事は、もはや『価値』とは見なされなくなる」と警鐘を鳴らす。
本記事では、同書から抜粋・再構成し、なぜAIによる環境の効率化が「給与の減少」につながってしまうのか、そして「給料が直結して下がっていく人」に共通する致命的な特徴を解説する。
AIによる業務効率化の現実
AIによる業務効率化が急速に進んできており、以前なら毎日何時間もかけていたような業務が数十分で終わる、といった話も珍しくなくなってきました。
実際に私の周りでも、
・経理や法務の業務がAIで大幅に削減できた
・営業の商談記録入力やメール作成の時間が圧縮された
・残業をほとんどしなくても、AI導入以前と同等以上の成果を出せるようになった
こうした成功事例をよく耳にします。
私はベンチャーやスタートアップと呼ばれる業界でずっと働いてきましたが、昔は猛烈な働き方が当然でした。22時に仕事が終わると「早く終わりすぎて、何をしていいかわからない」という感覚があったほどです。
それが今では、スタートアップでも基本的に残業ゼロということも珍しくありません。
確かに、良い時代になったとも思います。しかしながら、手放しで喜んではいられません。
仕事が減った、効率的に働けるようになったという状況をただ受け入れていると、気づいたら給料が下がっていることがありえるのです。
なぜでしょうか?
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