入浴と睡眠はセットにして考えると、心身の回復に大きく役立ち自律神経も整います。まずは湯船に浸かってゆっくりするだけでも試してみてください。
動けないときは首を温めるだけでOK
自律神経とうまく付き合っていく方法で大切なのは、首のケアです。
首のこり予防、首の冷え対策をするとよいでしょう。
首や肩のこりにお悩みの方が多いように、首と肩は、こりや痛みが出やすい場所です。首は細くて筋肉が少ないですが、5kg前後もある重たい頭を支えており、大変大きな負担がかかっています。
特に、首が前に出ている姿勢や、うつむいているときなどは、首には通常の3倍程度(15kgほど)の負荷がかかります。
首には重要な神経が通っており、自律神経もそのひとつです。
首の筋肉が緊張して血行不良になっていると、その影響は自律神経の乱れだけでなくさまざまな不定愁訴(ふていしゅうそ)の原因にもなります。自律神経失調症や原因のわからない不調に悩まれている方、気象病の方は、診察をしてみると首肩の緊張がかなり強くなっており、動きが悪くなっています。しかし、患者さんは首の緊張状態が慢性化しているので、自分の首肩がこっていることにすら気がついていない場合も多いです。
首を温めて、筋肉の緊張をゆるめると、副交感神経が優位になり、心身のリラックスにつながります。首には太い動脈が通っているため、温めると全身の血流も良くなり、ポカポカしてきます。首は露出していることが多いですよね。その分冷えやすいので、日常からケアをしてあげましょう。
首を温めるおすすめの方法をご紹介します。
・マフラーやネックウォーマー、ストールなどを活用する(日頃から持ち歩くようにしましょう)
・湯船に入って首まで浸かる


















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