「寒暖差の大きいシーズン」自律神経を整えるすごい習慣→一日の冷えをとり、座りっぱなしの姿勢などで滞った血流を改善する方法

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大切なのが入浴のタイミングです。入浴をすると副交感神経が優位になるので、それだけでも安眠効果がありますが、さらに深部体温(脳や内臓など身体の内部の体温)の変化をうまく活用すると、より良質の睡眠がとれるようになります。

人の体温には日内変動があります。就寝中の午前3~5時が最も低く、起床時から少しずつ上がっていきます。午後5~6時が最も高く、そして徐々に下がっていきます。このように、交感神経が優位のときは体温が高めで、副交感神経優位のときは体温が低めです。

眠くなるのは、深部体温が下がっていくときです。

入浴をすると、深部体温が0.5〜1.0℃ほど上がります。そして、お風呂から出て約90分後には、深部体温が0.5~0.7℃くらい下がっていきます。そのタイミングを利用して眠りにつくと眠りやすくなり、睡眠が深くなります。

入浴時の重要なポイント3選

重要なポイントは3つです。体調が悪いときは入浴すること自体も大変だと思いますので、できることからで大丈夫です。

① お湯の温度は38~41℃程度
42℃以上の熱いお湯は交感神経が優位になるのでおすすめしません。
② 入浴時間は10~20分。首まで浸かる全身浴をおすすめします(半身浴なら20~30分)。
③ 就寝の90~120分前に入浴を済ませること。
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