ちょんまげ→散切り頭で大混乱 朝ドラ『ばけばけ』変な髪型の武士が続出!文明開化の裏側

明治初期に相次いだ武士の「髷トラブル」
NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が描いている社会は、決して明るいものではない。明治維新によって、いきなり武士の世が終わり、価値観の転換を迫られる人々。とりわけ、武士の家の戸惑いは大きく、喪失感のなか、慣れない商いを始めたりしながら、必死に毎日を生きる様子が描かれている。
それにもかかわらず、毎朝、「ばけばけ」から元気をもらっているという視聴者は、私だけではないだろう。髙石あかりが演じる主人公・松野トキの前向きなキャラクターもさることながら、ユーモアラスな松野家のやりとりがほっこりさせてくれる。
武士であることにこだわり続ける、岡部たかし演じる父の松野司之介と、小日向文世演じる祖父の勘右衛門。二人の男性陣が髷を切らずにいることから、トキはお見合いで先方から断られてしまう。トキも二人に思わず、こんな言葉を吐いてしまうシーンがあった。
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