iPhoneのスクショ撮影時の挙動が変化。設定でサムネイル表示に戻す方法やAssistiveTouchとの使い分けを解説

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設定方法は次のとおり。「設定」アプリから「アクセシビリティ」を開き、「タッチ」の中の最下部にある「背面タップ」を選択する。ここでダブルタップとトリプルタップに、それぞれの機能を割り当てることが可能だ。様々な項目が用意されているが、ここでは「スクリーンショット」を選ぶ。

背面タップにスクショを割り当てて、フルスクリーンプレビューが表示される通常の操作と使い分けることも可能だ(筆者撮影)

お勧めしたいのは、トリプルタップ。ダブルタップだとサイドキーをダブルクリックした際などに、持ち方が悪いと誤認識してしまうこともある。発動しやすいので、想定していたとき以外にもスクショが撮られてしまうというわけだ。トリプルタップなら、回数が多いぶん、誤動作しづらくなる。

「バナーを表示」はオフにしておく

また、背面タップにスクショを割り当てるときには、「バナーを表示」はオフにしておいた方がいい。これは、背面タップが反応したことを示すため、ダイナミックアイランド上にその情報を表示する機能だが、連続してスクショを撮るようなときに、写り込んでしまう。オフにすることで、そのようなミスが防げる。

背面タップに割り当てたスクショも、サイドキー+音量ボタンの上のようにフルスクリーンにはならず、画面下部にサムネイルが表示される。ほかにも、アクションボタンにショートカットアプリで作成したスクリーンショットを割り当てるという方法もある。

ただし、こちらは便利な反面、アクションボタンが反応したことを示すバナーまで一緒にスクショに写ってしまうので、あまりお勧めできない。Visual Intelligenceと両立させたい人は、AssistiveTouchか背面タップを活用するといいだろう。

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石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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