iPhoneのスクショ撮影時の挙動が変化。設定でサムネイル表示に戻す方法やAssistiveTouchとの使い分けを解説

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1つ目の方法は、AssistiveTouchを使うという方法だ。これは、本来、操作が困難な人のための機能だが、スクショを撮るためのボタンなどとして使われていることも多い。有効にすると、画面上にボタンが現れメニューが展開されるが、AssistiveTouchに設定したのがスクショだけだと、ワンタッチで記録をすることが可能になる。

アクセシビリティ内のAssistiveTouchにスクリーンショットを割り当てると、通常の操作と使い分けることが可能になる(筆者撮影)

このAssistiveTouchで撮ったスクショはフルスクリーンにならず、iOS 18までの時と同様、画面下部にサムネールが現れる。設定方法は次のとおり。「設定」アプリから「アクセシビリティ」を開き、「タッチ」の中にある「AssistiveTouch」をオンにする。

次に「最上位メニューをカスタマイズ」を選択して、項目数を1つまで減らし、それを「スクリーンショット」に変更する。用途に応じてダブルタップや長押しに、スクリーンショット以外の機能を割り当てておいてもいい。また、ワンタッチで取れるのは誤操作につながるおそれもあるため、その場合は長押しにスクリーンショットを割り当てておくといいだろう。

画面上にボタンが表示された状態になるが、スクショを取るときだけ消えるため画面の記録には残らない。AssistiveTouchのボタンが常時表示されているのが邪魔だというときには、スクショを取るときだけ有効化するといい。同じく「設定」の「アクセシビリティ」の最下部にある「ショートカット」で、「AssistiveTouch」を有効にすると、サイドキーの3回連続押しをしたときだけAssistiveTouchが起動する。

背面タップでも撮れるスクショ

AssistiveTouch以外にも、スクショを取る方法はある。同じく、アクセシビリティにある背面タップにも、この機能を割り当てることが可能だ。この機能は、iPhoneを手に持った状態で背面を指でダブルタップもしくはトリプルタップすると、特定の機能が起動するというものだ。

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