芸能人への過剰な批判や炎上騒動が相次ぐ…ネットでなぜか「有名人叩き」が止まらない根本理由
嫉妬の発作の条件は、「自分より立場の低い人間が、自分より優れたものを持っていること」です。
優劣の錯覚がなければ、「テレビに出るような人は自分よりも上」という認識になるので、嫉妬の発作は起きません。
スキャンダルのニュースを見ても「へー、そうなんだ」とドライに反応するだけです。
でも、優劣の錯覚がある一般人がニュースを見ると、スキャンダルを起こした有名人は自分よりも下であると認識してしまいます。
有名人がテレビに出て自分よりもお金を稼いでいることで、嫉妬の発作が起きて破壊的な人格になるから、悪口が止まらなくなってしまうのです。
「あの人は間違っている!世の中のために成敗してやる!」と、インタビューで批判をしたり、ネットで悪口を書き込んだりします。
嫉妬の発作で破壊的な人格になっているから、いくらでも辛辣なことを言えるのです。
インターネットによって嫉妬が見えやすくなった
優劣の錯覚はいろいろな場面で起こります。
たとえば、面白くない映画を見ても、優劣の錯覚がない人だったら「面白くはなかったけど、私に映画が撮れるわけでもないし」と、監督や役者に対する批判は湧いてきません。
でも、優劣の錯覚があると、「自分のほうが、こんな映画よりもうまく撮れる!」と考えるので、「なんだ、あの監督は!こんなつまらない映画を撮りやがって!」と嫉妬の発作が起きてしまいます。


















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