
日本酒の技術を応用した「クラフトサケ」を展開する稲とアガベの商品群(写真:稲とアガベ)
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資金調達の二極化に加え、東証グロース市場改革の荒波にもまれる日本のベンチャー。イグジットの長期化を見据えた競争力強化が待ったなしだ。本特集ではスタートアップ業界の最前線を徹底取材した。
[社 名]稲とアガベ
[設 立]2021年3月
[代表者名]岡住修兵
[資本金*]1775万円
[従業員数]20人╱30人
[所在地]秋田県男鹿市
日本酒業界には、原則として新規参入を認めない「法律の壁」がそびえ立つ。稲とアガベは、この参入規制の中で生まれた「クラフトサケ」を製造・販売する。日本酒の技術を応用し、ハーブなど日本酒以外の原料を少量加えることで「その他の醸造酒」の免許で製造する、新しいジャンルの酒だ。このクラフトサケを武器に、秋田県・男鹿市や日本酒業界の活性化に取り組んでいる。
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