「やせているから、高血圧は関係ない」は大間違い! 少食の人でも気をつけたい簡単な【減塩】のコツ

簡単な「減塩」のコツについて紹介します(写真:takeuchi masato/PIXTA)
やせている人に高血圧は無縁と思われがちですが、遺伝、あるいは別の疾患が高血圧を引き起こすこともあります――。そう語る管理栄養士の関口絢子氏は、少食でやせているからといって血圧に無頓着になってはいけないと指摘します。
そんな関口氏が提唱する、加齢によって食が細くなっている中高年が気をつけるべき「減塩」の簡単なコツとはどんなものなのでしょうか。同氏の著書『食が細くなってきたら!少食でもちゃんと栄養がとれる食べ方』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
少食の人でも「高血圧」と無縁ではない
「少食だしやせているから、高血圧は関係ない」と油断している少食さんはいませんか?
やせている人に高血圧は無縁と思われがちですが、遺伝、あるいは別の疾患が高血圧を引き起こすこともあります。また、塩分を過剰にとっていたり、ナトリウムを排出するカリウムが不足していたりすれば、やはり高血圧になるリスクは否めません。
食事が面倒だからと、カップラーメンばかり食べていたり、野菜をとらなかったりする少食さんは要注意です。ここでは、高血圧が気になる少食さんに、減塩のコツをご紹介しましょう。
●うまみを活用する:「塩分が少ないのにおいしい」と感じられるようにするには、うまみを活用しましょう。料理の味に深みと広がりを与え、脳を満足させる効果があります。
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