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「自分だけ幸せになっていいのか」フクロモモンガを溺愛する男性が"自分の結婚"を機に"ペットの婚活"を決意。"思いがけない妊娠"を経た現在の姿

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フクロモモンガは本来、群れで生活する動物。だからこそ複数飼育が正しいという考え方もあるが、迎える前に余裕をもって飼育できるかを検討すべきだと、ひろさんは言う。

当たり前だが1匹ずつに個性があり、異性を迎えたとしても簡単に夫婦になるわけではない。相性が合わなければ終生別々のケージで飼わなければならない。相性が良かったとしても、異性同士であれば繁殖を続けて飼育崩壊を招く恐れもある。

ひろさん自身、これ以上増えれば飼育は難しいと考え、ジゲン君の去勢に踏み切った。

「同じ男として、ジゲンには申し訳ないと思いましたが、飼い主としては必要な決断だと思い、決めました」

去勢手術直前のジゲン君。実はチャナちゃんは2度妊娠しており、1度めに生まれた赤ちゃんはもえさんの妹さんが引き取ったのだという(写真提供:ひろさん)
去勢手術後、エリザベスカラーをつけるジゲン君。ひろさんは「同じ男として申し訳ないと思うが、これ以上繁殖したら責任を持てない」と去勢を決意した(写真提供:ひろさん)

現在は3人と4匹の大家族に

ジゲン君に家族ができたのち、飼い主夫婦にも、女の子が生まれた。3人と4匹。夫婦は手狭になった部屋を引き払い、郊外に一軒家を建てた。

ポーチの中にもぐり、もえさんのお腹の上でくつろぐチャナちゃんとその娘たち(写真提供:ひろさん)

7年前、ひとりでワンルームに住んでいたひろさん。ジゲン君に出会ったことをきっかけに、現在では3人と4匹の大家族となり、マイホームに引っ越した。休みの日には新居のウッドデッキで、フクモモのケージと娘のおもちゃを洗うのが日課になっている。

娘は3歳になり、自分から「もんもんに触りたい」と言うようになった。まだ個体の見分けはつかないので、4匹まとめて「もんもん」だ。

(写真提供:ひろさん)
フクモモと優しく触れ合う3歳の娘さん。教えたわけではないのに、自然と動物との触れ合い方を学んでくれた(写真提供:ひろさん)

娘の成長にもフクモモの影響を感じると、もえさんは言う。

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