Z世代の就活生の80%以上「TikTokで企業の動画を見ている」 の衝撃 新入社員が「想像と違った」で離職するのを防ぐSNS活用術とは

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即戦力の人材がほしいケースと、長く自社の人材として活躍してもらいたいケースでは、本来、訴求方法が異なります。

いまは異なる動機を持つ人たちをピンポイントで狙い撃ちできます。出口が違えば、当然見せ方も変わります。

しかも、コストは広告ほどかかりません。たくさんの人に見られれば動画は雪だるま式に再生されていき、より多くの人にリーチできます。僕たちは、起工業の動画をTikTokだけでなく、インスタグラムとYouTubeにもアップしています。

そのため、建設業としては異例と言えるほど、若い世代からの問い合わせも増えました。

アクセス性のよさもSNSならでは

実は、問い合わせにもSNSならではの仕掛けをしました。ダイレクトメッセージで応募できるようにしたんです。

知名度の上げ方 1年で10,000人のファンをつくる法則
『知名度の上げ方 1年で10,000人のファンをつくる法則』(クロスメディア・パブリッシング)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

求人広告のほとんどは、「電話先へお問い合わせください」と付記するのが一般的だと思います。

しかし、求人の電話がかかってきても、所用で席を外していたりすると電話を取ることができません。小さなことで、ものすごく優秀な人材を取り逃してしまう可能性だってあるわけです。

しかし、SNSはDMで、希望者がいつでも好きなときに連絡できるし、気軽に相談することもできます。

採用担当者も、自分の好きなタイミングでレスポンスを返すことができます。こうしたアクセス性もSNSならではと言えます。

竹内 亢一 株式会社Suneight 代表取締役

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たけうち こういち / Koichi Takeuchi

1981年、三重県生まれ。中学校卒業後にミュージシャンを目指し、鞄ひとつで上京。バンド活動で訪れた海外で「映像」の可能性の大きさに注目し、2006年より動画制作を独学で始める。YouTuberやコンテンツマーケティングといった言葉が日本で広まる前からYouTubeに着目し、2013年YouTubeマーケティング会社「Suneight」を設立。『マーケティングは統計学だ!!』を掲げ、創業以来蓄積した膨大な動画データを軸に、独自の方程式で動画マーケティングを展開。多くの企業の売上拡大や成長を支援している。現在は「令和の虎」にも出演中。関わったチャンネルで金の盾3枚、銀の盾27枚獲得し、国内有数の実績を持つ。
著者に『知名度の上げ方 1年で10,000人のファンをつくる法則』(クロスメディア・パブリッシング)がある。

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