Z世代の就活生の80%以上「TikTokで企業の動画を見ている」 の衝撃 新入社員が「想像と違った」で離職するのを防ぐSNS活用術とは
まず、「あなたは普段TikTokをどのくらい見ますか」という質問に対して、「1日1時間未満」が35.0%、「1日1時間以上」が29.0%ということが分かりました。
・1日1時間以上:29.0%
・1日3時間以上:14.0%
・1日5時間以上:4.0%
・週に2,3回程度:14.0%
・週に1回程度:3.0%
・その他:1.0%
驚くべきは、次の「あなたはTikTokで企業の動画を見たことがありますか」という質問に対する回答です。なんと、「はい」が81.0%に上ることが判明したのです。
そして、企業動画を見たと答えた内の80.2%が、「企業に興味を持ったことがある」と答えています。その理由は、
・企業の世界観が掴めたため:41.5%
・簡潔に企業の魅力がわかったため:36.9%
・短い動画で最後まで視聴できたため:35.4%
・働いている様子が動画でわかりやすいため:27.7%
・企業の採用情報が載っていたため:18.5%
・その他:1.5%
・特にない:1.5%
というように、「興味を持つ」といっても、学生たちはさまざまな動機から興味を抱くようになったことが分かりました。
さらには、企業に興味を抱いたことで、実際に66.2%の学生がエントリーしたことも明らかになっています。
「お気に入りの企業のTikTokアカウントがあったら、フォローして動画を視聴したい」と回答した学生が86.0%に上っていることからも分かるように、TikTokが採用における大きなツールになっていることは一目瞭然です。
また、TikTokを活用した採用活動を行う人事担当者111名を対象に、TikTok採用に関する実態調査をしたところ、「応募人数が増えた」が72.4%、「面接通過率が向上した」が35.7%、「認知が拡大した」が30.6%という回答も得られました。
企業の雰囲気や働いている人の様子を動画で“見える化”
動画は、文字では分かりづらいことを伝えられます。
求人媒体の文字や写真だけではなく、企業が持つ雰囲気や働いている人の様子を動画で“見える化”させることで不安を払拭させることにもつながります。
最近では、就職したいと思う企業のリサーチ方法として、SNSでの企業検索が増えており、就活生を意識したSNS運用を実施している企業も増えています。
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