Z世代の就活生の80%以上「TikTokで企業の動画を見ている」 の衝撃 新入社員が「想像と違った」で離職するのを防ぐSNS活用術とは
経験者に向けて、とび業界の「あるある」ネタを仕込みつつ、「それ分かる!」と共感できるような動画を制作。
逆にどんな仕事なのかが分からない未経験者に向けて、「こんなに高い場所で働いています」といった初歩的な情報ととび職人のすごさを伝える動画を作ることにしました。
たとえば、「高いところが好きなら、それは立派な才能だ」ということが分かるような動画です。
そういった気づきを与えるような導線を作ることで、未経験者は「もしかしたら私は向いているかも」と興味や関心を示すわけです。
すでに知っている/好きな層だけに当てるのではなく、その商品やサービスに興味がある/好きかもしれない層に当てていくことがポイントです。
会社の雰囲気と働いてる人の顔が見えることが重要
また、社員の方たちにも積極的に動画に参加してもらっています。それは、先ほどの「会社の雰囲気」を知ってほしいのと「働いている人の顔が見える」ようにしたいからです。
いま、若い応募者はこの2つを重要視しているんです。
その上で、「寮があり上京支援もしている」という福利厚生面も大きなフックになります。
決められた寮ではなく、自分で選んだ家を寮にできて上京支援もしてもらえるという情報が分かれば、上京して働きたい人にとっては、とても魅力的に映ります。さらに社員なら誰でも無料で使えるスポーツジムがあります、と最後の一押しもしています。
「我々の会社はこうです!」と求人広告を出しても情報の届く範囲は限られますが、動画は工夫次第で幅広い層に届けられるわけです。
いろいろな層にリーチすることができれば、その分人気も生まれやすく、知名度が向上する確率はかなり上がります。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら