Android 16の「デスクトップエクスペリエンス」でマルチウィンドウ対応、サムスン端末なら外部ディスプレイでパソコンライクな操作も可能に
画面下部にタスクバーが表示されたり、日時をクリックするとカレンダーが現れたりと、細かいところまでパソコンライクな操作性を実現しているのが特徴だ。また、Android標準のデスクトップエクスペリエンスにない機能として、Galaxy自体をトラックパッドとして使う機能も用意されている。

マウスやかさばるトラックパッドつきのキーボードを持ち運ぶ必要がなくなり、より身軽になるはずだ。
デスクトップエクスペリエンスと同様、パソコンとまったく同じとまではいかないが、作業の効率性がより上がることは間違いない。
少なくとも、タブレットでキーボードやマウスを使うのとは、ほぼ同等のことがこなせる。
特に、トラックパッドとして大きなディスプレイを使える「Galaxy Z Fold7」や、逆にコンパクトな形状で持ち運べる「Galaxy Z Flip7」などの折りたたみ型スマホとは相性がいい機能だ。
タブレット代わりにより価格の安いモバイルディスプレイを組み合わせるだけで、一台二役になるだけでなく、端末が分かれていないため、データの同期などを考える必要もない。

「Galaxy Tab S11」シリーズではDeXが強化
ちなみに、このDeX、一部のGalaxy Tabだとメインディスプレイにそのまま呼び出すことができる。通常時はタブレットとして、キーボードをつないだときにはパソコンとして使えるようになるというわけだ。
新たに発表された「Galaxy Tab S11」シリーズでは、このDeXが強化されており、メインディスプレイでDeXを起動して、外部ディスプレイを拡張ディスプレイとして使えたり、ワークスペースを設定して作業に応じて表示するアプリを切り替えたりできるようになっている。
スマホだけでなく、タブレットの存在意義や価値をより高めるための機能としても注目しておきたい。
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