Android 16の「デスクトップエクスペリエンス」でマルチウィンドウ対応、サムスン端末なら外部ディスプレイでパソコンライクな操作も可能に

Androidで、外部ディスプレイへの対応が進み始めている。写真はPixel 9とデスクトップエクスペリエンスで表示した外部ディスプレイ(筆者撮影)
手元にスマホしかないときに、急いで長文の返信をしなければならないタスクが発生した。作ったパワーポイントのファイルに間違いが発覚して、図を差し替えなければならなくなった。そんな経験はないだろうか。持ち運びがしやすく、さまざまなことをこなせるスマホだが、画面サイズやOSの仕組みに制限があるため、パソコンと比べるとできることは限られてくる。
Androidの一部はマルチウィンドウに対応
Androidの一部には、そんな制約を乗り越えるための機能がある。セカンドディスプレイへの画面出力や、パソコンのようなマルチウィンドウに対応したモードがそれだ。現在はまだ発展途上ながら、最新バージョンのAndroid 16には今後、「デスクトップモード」が搭載される予定。現在も、一部設定を変更するとマルチウィンドウ的な機能を利用できる。
また、一部のハイエンドGalaxyには、「Samsung DeX」と呼ばれるパソコンのようなウィンドウシステムを備えた機能がすでに実装されており、セカンドディスプレイをつないだ際に、本格的な仕事をすることが可能だ。
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