夫が亡くなったとき、そばにいてくれた…女友だちの存在と、そばの大盛りとビールの大ジョッキと――50代で出会った友、新しい居場所

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そばを堪能したあとは、少し坂を上がって植物園へ。ここの植物園は「神代植物公園」といい、「深大寺」と発音が同じ「じんだい」ですが、漢字が違います。「神代植物公園」は、かつてあった村の名称「神代村」の名残りのようです。

日差しが強く、暑い日だったので、植物園を歩く人は多くありませんでした。でも、大きな樹木の陰がそこかしこにあって、ビル群の中、アスファルトの上を歩くのとは全然違います。

広大なバラ園は季節外れで花が咲いていなかったけど、大きな蓮の花を見ることができました。温室は逆に外より涼しくて、蘭など鉢植えの豪華な花々をゆっくり鑑賞して回れました。

青空に映えるハスの花(写真:筆者撮影)

植物園での散歩の次は…

子どもの頃は、植物園より動物園や水族館のほうがずっとおもしろいと思っていましたが、歳を重ねるにつれ、植物園の良さがわかるようになってきました。緑が生い茂る場所というのは、ともかく気分が落ち着き、空気がおいしいように感じられます。

ぐるりと植物園を1周し、出口近くのベンチでひと休み。大きな木に囲まれているから、日差しも遮られているうえに風が通ります。

「これからどうする?」

持参したお茶を飲みながら、ミカンと相談しました。

「もう行っちゃおうか」

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