データで判明「離婚年齢ランキング」の驚く結果…婚姻届の35%以上の離婚届が提出される日本の実態

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男女ともに30代での離婚が多く、男性のほうが女性よりも5歳ほど年齢ゾーンが高いことがわかります。いずれにしても、男女ともに「離婚のピークは30代にあり」ということが示されています。

離婚年齢が示唆する離婚原因

まず、アラサー年齢に多発する女性の離婚ですが、残念ながら、アラサー年齢は女性が、第1子から第3子の出産を迎えるメインの年齢ゾーンともいえます。2023年の母親の第1子から第3子の平均出産年齢をみてみると、31歳、33歳、34歳となっており(人口動態調査・2023年)、5歳階級で出産件数を実数確認すると、第1子は20代後半と30代前半、第2子・第3子は30代前半の女性の出産が最も多くなります。出産というイベントが、夫婦の関係に少なからず暗い影を落としていることが示されています。

一方、30代後半をピークとする男性の離婚ですが、こちらも男性の平均授かり年齢で確認してみましょう。男性の第1子から第3子の平均授かり年齢は33歳、35歳、36歳となっており、男性の離婚が最も多い30代後半前後ゾーンに位置しています。

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