若い頃は激しく自己主張→子どもたちの歌声に感動 今では食事に洗濯、掃除までこなす「67歳、7歳児のパパ」は"2人目"にも意欲

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「高校生になった娘を見てみたい」と話す海嶋さん(写真:海嶋さん提供)
23人に1人――。
妻との間に第1子が生まれた男性のうち、45歳以上の男性の割合だ。まだまだ多数派ではないが、20年前の「67人に1人」に比べ、格段に増えている。(厚生労働省「人口動態統計」2003年、2023年報を基に筆者集計)。
アラフィフからの子育て、と聞くと「経済面、体力面ともに大変そう」とネガティブに捉える人も少なくない。しかし、当の本人たちはどのように感じているのか。
本連載では、45歳以上で「パパデビュー」した男性に、リアルな子育てライフを聞く。
第8回は、60歳で第1子を授かった関西在住の海嶋さん(67歳)にお話を聞いた。
本記事は後編です。(前編『前妻との“卒婚”後、夢の24歳差婚→60歳で娘が誕生 「今は看護師の妻が大黒柱」と語る67歳、周囲に批判されつつも掴んだ“幸せライフ”)』)

学童保育での演奏で思いがけない“感動体験”

若い頃は仕事のかたわらバンド活動にのめり込み、数年前までギターの個人レッスンの講師業をしていた経験も持つ海嶋さんは、現在も時おり地元のイベントなどから演奏依頼を受けることがある。

「先日、娘の通う学童保育からも頼まれて、子どもたちの前でミニコンサートをしたんです。その時『にじ』という曲を演奏したんですが、ギターの音に合わせて20人近くいた子どもたちが大合唱をしてくれたんです。涙が出そうになりましたね。今までギターを弾いてきた中でも、こんなに感動したのは初めての体験でした」

本連載では、取材にご協力いただける方を募集しています(首都圏にお住まいの場合は対面またはオンライン、首都圏以外の方はオンラインでの取材となります。また仮名での掲載、顔写真撮影なしでも可能で、プライバシーには配慮いたします)。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
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