「便秘対策に草も自分で育てる」フォロワー24万人"ウサギ飼育系YouTuber"、溺愛の日常

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ネザーランドドワーフの赤ちゃん
マンションの管理会社にその場で電話して直談判して、ネザーランドドワーフの赤ちゃんを迎え入れた(写真:やすさん提供)

『ネザーランドドワーフ』(ウサギ)とは?

ネザーランドドワーフはウサギの中でも小型の種で、大人になっても1kg程度の大きさに収まる。

ウサギは草食動物で、主な天敵はワシやタカなどの猛禽類やキツネ、ヤマネコなどの肉食哺乳類や大型の蛇など。野生下では常に捕食の対象となるため、非常に警戒心の強い動物だといわれている。

ただしネザーランドドワーフは、20世紀初頭のオランダで、小型のポーランド種ウサギと野生のアナウサギを交配して作り出された家畜品種だ。性格もほかのウサギ品種に比べて活発で好奇心旺盛、やや神経質な面もあるが、おおむね人懐こく飼いやすい品種といわれている。

適切に掃除をすればにおいもほとんどなく、鳴き声もない。毎日の外散歩も不要、殺菌作用の強い唾液で身づくろいをするため、お風呂に入れる必要もない。朝と夕に最も活発となる薄明薄暮性で留守番にも耐えられるため、集合住宅での一人暮らしでも比較的飼いやすい。

ちなみに「ウサギは寂しいと死んでしまう」というのは迷信で、実際には多くのウサギが単独飼育でも長生きしているという。

飼育に必要なものは、ウサギ用ケージ、エサ入れ、トイレ、寝床、エサの牧草とペレットなどで、ウサギ(ネザーランドドワーフ)の生体価格を考慮しても5万円程度に収まる。

【うさぎの飼育に必要なもの】
・ウサギ用ケージ
・エサ入れ
・トイレシート
・寝床
・エサ(乾燥した牧草とチモシー)
・外出用のクレート

「定期的に必要になる出費は、牧草とチモシー、トイレシートで、月4000円程度です。ただ、電気代の負担増だけは避けられません。ウサギの適温は18度から22度。4月からエアコンはフル稼働です。一人暮らしの時は真夏でも4000円程度でしたが、1万円ほどかかるようになりました」

しかし、ウサギの魅力にどっぷりはまってしまえば、それだけで収まるはずもない。やすさんは、『部屋んぽ』のために床にタイルカーペットを敷き詰め、ぽぽちゃんに与える牧草やハーブを自らプランター栽培している。

ぽぽちゃんのためにプランター栽培している植物
ぽぽちゃんのためにプランター栽培している植物。ぽぽちゃんの好物はクローバー(写真提供:やすさん)

「ウサギの足裏には肉球がなく衝撃にとても弱いので、環境整備は大切なんです。それに、以前乾燥した牧草とチモシーだけ与えていたら、『うっ滞』という病気で便が出なくなってしまったことがあって。それ以来、生の植物を自宅で育てて、定期的に食事に混ぜています」

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