

ぽぽちゃんと暮らして「一番感動した瞬間」とは
ウサギの飼育方法は、普段はケージの中で過ごさせ、朝夕決まった時間だけ『部屋んぽ』させるのが一般的だ。しかしぽぽちゃんは、ほぼフリーケージで生活している。
「ぽぽは排泄は必ずトイレスペースに戻ってするし、配線などをガードしておけば危険もありません。寝るときだけは、僕が無意識に踏みつぶしてしまうかもしれないので、部屋を分けています」
在宅で時間の融通も利く仕事なので、ぽぽちゃんの動向に常に目が届く。いけないことをしたらその場で注意することで、いたずらもほとんどしなくなった。毎日同じ空間で過ごすうちに、ぽぽちゃんはやすさんを完全に群れの仲間として認識し始めた。

たとえば、ウサギは群れに危険が迫ると後ろ足で地面を強く叩き、音を立てて知らせる。ぽぽちゃんも、外で大きな音がすると、思いっきり『足ダン』をして危険を知らせてくれる。また、野生のウサギは肉食動物に襲われる危険があるので、目を開けて眠る習性がある。しかし、暮らし始めて半年ほど経つと、やすさんの腹の上で完全に身をゆだね、目を閉じて眠るようになった。
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