サッカー観戦は「プレースタイル」の理解でより楽しくなる!"ボールに関与していない選手"にどう注目すべきか?

選手ごとのプレースタイルを理解すると、サッカー観戦がもっと面白くなります(写真:MakiEni/PIXTA)
サッカーを観ていて「あの選手、ぜんぜん活躍してないな」「なんで〇〇しないんだ」とモヤモヤすることはありませんか? それは、選手ごとのプレースタイルを把握していないからかもしれません。各選手の得意を生かしたポジションや役割を理解すれば、サッカーはグッと面白く立体的になります。
サッカーデータアナリストのノーミルク佐藤(佐藤祐一)さんは、フィールドプレーヤーの代表的なプレースタイルを31種類に分けて考えているそう。今回は、その中の「攻撃的なプレースタイル」について解説してもらいます。
※本稿は『サッカーIQを高める サッカー観戦力養成講座』から一部抜粋・再構成したものです。
選手ごとに多様なプレースタイルがある
選手にはそれぞれ、体の特徴やこれまでの経験を活かしたプレースタイルがあります。
例えば「足が速い」選手でも、その特徴の活かし方はさまざまです。ドリブルが得意な選手は、スピードを武器に相手を抜いていくドリブラーになりやすいでしょう。一方で、ボールを持つよりも相手ディフェンスとの駆け引きを得意とする選手もいます。
また、長い距離をスピードを落とさずに走り切れる選手もいれば、スピードに加えて身長が高い選手もいます。このように、「足が速い」と言ってもプレースタイルは1つではありません。
そして、それぞれの特徴によって適したポジションや役割が変わってくるのです。
『サッカーIQを高める サッカー観戦力養成講座』ではフィールドプレーヤーの代表的なプレースタイルを31種類にまとめてみました(ゴールキーパーと特殊な役割を加えると38種類)。
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