サッカー観戦は「プレースタイル」の理解でより楽しくなる!"ボールに関与していない選手"にどう注目すべきか?

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もちろん、チームの戦い方やサッカー自体が変化し続けているため、プレースタイル自体はもっとたくさん存在します。

皆さんの推しのチームの選手はどうだろうかと思い浮かべながら、読み進めてみてください。

もし、「う〜ん、うちのチームのあの選手、このスタイルっぽいけど、他のスタイルもできそう」と感じたら、他にどんなスタイルが合うのだろうと、考えるようになってもらえると嬉しいです。

ボールに関与していない時間の動きにも注目

ちなみに、90分間のサッカーの試合において、1人の選手がボールに携わるのは2~3分と言われています。

特にアタッカーの選手はスタメンフル出場でもボールタッチ回数が10回程度ということが珍しくありません。逆に言えば、大半の時間はボールに関与しない、「オフ・ザ・ボール」の時間となります。

観戦側である僕らも、一人ひとりのプレーヤーがボールに関与していない時間にどのような動きをしているのかがわかるようになると、「あの選手、ボールを受ける前に何度か相手守備陣の裏に抜け出ようとしているな。だから味方はその動きを察知してパスを出したのか!」とか、「あのフォワード、味方の選手が自陣でボールを持つと自陣までおりてくるんだよな。でも、相手の守備陣も釣られていて敵陣にぽっかりスペースができている。あっ! ウイングの選手がそのスペースに走り出すと同時にボールが供給されたぞ!」とか、ちょっとした試合展開の先を予想することもできるようになります。

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