TKO木下隆行「タイ移住」は挑戦か逃避か? 迷走の果てに自ら閉ざした“再起の道”

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TKO 木下隆行 木本武宏
(2018年撮影:つのだよしお/アフロ)

お笑いコンビ・TKOの木下隆行が、コンビのYouTubeチャンネル内の動画で、9月からタイに移住して芸能活動をすることを発表した。相方の木本武宏と並んで動画に登場した木下は、海外移住を決めた経緯について語っていた。

具体的な理由ははっきりしなかったが、新しい環境に移って挑戦をしたいという意志は伝わってきた。はたして彼のタイ移住に勝算はあるのだろうか?

ようやく掴んだ成功の後に起きたパワハラ騒動

TKOの芸人人生は決して順風満帆なものではなかった。1990年代に彼らは大阪を拠点にして活動を始めた。何度か東京進出を志すも、ことごとく失敗して挫折を味わっていた。

2008年頃にようやくブレークを果たし、全国ネットのバラエティ番組に顔を出すようになった。コントの大会「キングオブコント」で決勝に進んだこともあり、ネタの評価も高かった。

しかし、その状況を一変させたのが、木下の後輩芸人に対するパワハラ騒動である。後輩にペットボトルを投げつけるという事件が明るみに出ると、世間の批判は一気に高まった。

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