
4月に開幕し、盛況の大阪・関西万博だが、当初はさまざまな批判がなされていた。たとえばその一つが「お金を払わないと、立ち食いを強制されるフードコートがある」というものである。
要は、有料のチケットを買えば指定席に座れるというわけなのだが、実は大阪には「全席立ち食い」のフードコートが昔からある。
それが、阪神百貨店の梅田本店にある「スナックパーク」だ。

スナックパークへ向かう…が、トラブル発生?!
スナックパークの歴史は長い。もともとこの場所が生まれたのは1957年。当時は「おやつセンター」という、今とは異なる名称だった。現在の「スナックパーク」には1978年に改称した。
「いか焼き」や「ちょぼ焼き」などの名物を売る店舗がひしめき、安くてうまいことから庶民に親しまれてきたが、阪神百貨店の建て替えなどもあって2015年に一度なくなっている経緯もある。その後、2018年に1期棟がオープンするのに合わせて復活し、にぎわいを見せている。
そんなスナックパークに行ってみよう。それにしても、「キタ」と称される大阪・梅田エリアはとかく駅が多い。JRの大阪駅に加え、大阪メトロや各種私鉄駅がいくつもある。加えて基本的に屋内や地下を歩くので、相当慣れていないと、迷う。
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