【高性能バージョンのSQ5、さらに導入記念モデルも】アウディ新型「Q5」シリーズ日本導入、フルモデルチェンジで問われるSUVの価値

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一方、リヤデザインは、高い位置にあるリヤバンパーや鋭く傾斜したリヤウィンドウにより、シャープでスポーティな印象を強化する。また、ボディラインと一体化したLEDリヤコンビネーションライトには、オプションでデジタルOLEDリヤライトを選択することも可能だ。これは、通常のテールライトとしての機能に加え、好みの点灯パターンを選択できる「スタティックテールライトシグナチャー」機能も搭載した仕様。また、発進時などに、後方から近づく車両に自車の存在を知らせるコミュニケーションライト機能なども採用する。

Q5のリアセクション
Q5のリアセクション(写真:三木 宏章)

新型では、ほかにも、「リヤウィンドウプロジェクションライト」も追加(タイプ別設定)。これは、ブレーキ時にリヤウィンドウ上部にあるルーフスポイラーの下にグラフィックを投影することで、ブレーキライトの警告表示を強調する機能だ。新型では、こうした最新技術を用いた灯火系ユニットを採用することで、さらなる安全性能の向上も図っている。

なお、ボディサイズは全長4715mm×全幅1900mm×全高1655mm。先代モデルと比べ全幅は同じだが、全長を20~35mm伸ばし、逆に全高は10mm低く設定する。新型では、これらディメンションの変更により、全体のフォルムをよりスポーティに演出。また、後述する室内の居住性や使い勝手の向上などに貢献している。

内装について

Q5のインテリア
Q5のインテリア(写真:三木 宏章)

インテリアでは、運転席と助手席の前に「MMIパノラマディスプレイ」を設置する。搭載する11.9インチの「アウディバーチャルコックピット」と、14.5インチの「MMIタッチディスプレイ」は、インテリアと見事にマッチングするデザインを採用。コックピットにラウンジのような居住性と多用途に対応する高い実用性を両立する。また、オプションには、助手席専用の10.9インチ「MMIパッセンジャーディスプレイ」も用意。助手席のパッセンジャーが、ドライバーの視線を妨げることなく、インフォテインメントシステムを自由に使用することを可能とし、コックピットに座る2人それぞれの快適性などにも考慮する。

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