新型「ラングラー」予想外の値下げをした意図 Z世代へのアピールとシェア拡大を狙った戦略

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アウトドアイメージの強いジープ ラングラーだが、新型のプレス発表会は若者が集まる渋谷のミヤシタパークで行われた
アウトドアイメージの強いジープ ラングラーだが、新型のプレス発表会は若者が集まる渋谷のミヤシタパークで行われた(写真:三木宏章)

80年以上の歴史を誇るアメリカの自動車ブランドがジープ(JEEP)。そのアイコンともいえる本格オフロードSUV「ラングラー(Wrangler)」に、フェイスデザインなどを刷新した新型モデルが国内導入され、2024年5月10日より発売を開始した。

Z世代を強く意識した新型ラングラーのアンヴェール

アウトドア・ブームやSUV人気などの後押しもあり、近年、日本でも徐々に存在感を増している輸入SUVがラングラー。その新型では、独自のフロントグリル「7スロットグリル」のデザインを変更したほか、ホイールやアンテナ位置の変更などで、よりスタイリッシュなフォルムとなっていることが特徴だ。

また、国内ラインナップにエントリーグレードの「アンリミテッド スポーツ(Unlimited Sport)」を追加。従来の「アンリミテッド サハラ(Unlimited Sahara)」や「アンリミテッド ルビコン(Unlimited Rubicon)」も価格を下げるなど、増加傾向にあるZ世代などの若いユーザー層への訴求も狙うという。

そんな新型ラングラーを、国内の輸入販売元であるステランティス ジャパンが開催したプレス向け発表会で取材。主な特徴や変更点などを紹介しよう。

【写真】ジープ新型「ラングラー」の内外装をチェック。限定10台「アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ」、限定300台「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」の特別限定車など(60枚以上)
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