「説明がわかりやすい」は要注意サイン。褒められているだけで終わる人が見落とす、人を動かす6つの視点
残念ながら、「相手に話が通じていない」と感じることはあるものだ。対象が職場の上司や部下であったとしても、あるいは家族や友人だったとしても。
たとえば、ある部屋の絵を1分間だけ見せたあとで、「この部屋に椅子はいくつありましたか?」「机の上に置いてあった本は何色でしたか?」と尋ねたとしても、誰もが正確に答えられるとは限らない。なんとなく見ただけでは、正しく認知できないこともあるからだ。
そればかりか、話の一部だけを聞いただけで「早とちり」や「決めつけ」をされ、勝手に解釈されてしまうことも考えられる。しかし、そういうものなのだから、「通じていないから失敗した」と落ち込んだりするべきではないのだ。
距離感で言葉の重みは変わる
「誰が言ったのか」によって、ことばの重みは大きく変わるもの。「〜と言われているじゃないですか」よりも、「〇〇さんも〜と話していたじゃないですか」と伝えるほうが、ことばに重みが加わるのである。
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