「容姿も肌もコンプレックスだった」『ちはやふる』の“ヒョロくん”役で話題のクセメン俳優・坂口涼太郎《男性の私がメイクをする理由》

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化粧下地「クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn

「言わずもがなの名品! まるで荒れたグラウンドを整備するみたいに、顔の表面の色味を自然に補正してくれます。頬とおでこ、鼻、顎に少量ずつ乗せて広げるだけ。塗らない部分が自然にシェーディングになります。“メイクバレ”をしたくない人でも、塗る量で調整できるので、ちょっと昨日飲みすぎて顔色悪い、みたいなときにもおすすめです」

コスメ
女性の間でも大人気のクレ・ド・ポー ボーテの下地。自然で美しい肌色に補正してくれる(写真:梅谷秀司撮影)
コンシーラー「メイコー化粧品 ナチュラクター カバーフェイス

「男性のお悩みごとで多いのは、ヒゲ隠しなんですよね。青みを消すのには、オレンジのコンシーラーを使うといいのですが、そんじょそこらのオレンジじゃ足りないんです。

これは舞台メイクのようにしっかりとした色が出ます。でも、塗布する量を調整すればナチュラルにも。俳優をしていると、役でヒゲを伸ばさないといけないときもあるので、これでヒゲのあるなしを使い分けています」

コスメ
確かにかなりオレンジ色が濃いが、薄く伸ばすことで自然に馴染むという(写真:梅谷秀司撮影)
ハイライト 「NARSライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N

「ちょっとテカリが気になるところなどにポンポンっとつけるとサラサラに。下地やコンシーラーで補正した肌と何も塗っていない部分との差が出てしまうと“メイク感”が目立つので、これをつけて境目をなくすのがいいですよ。グラデーションにしていくイメージです」

坂口涼太郎さん
テカリが気になるところにブラシでささっと粉をはたく(写真:梅谷秀司撮影)
コスメ
お気に入りのコスメたち(写真:梅谷秀司撮影)

エッセイの中で、坂口さんはメイクとの出会いを綴っている。大好きなエメラルドグリーンをカラーマスカラで取り入れたのがきっかけだったという。

今日も、ちゃ舞台の上でおどる
『今日も、ちゃ舞台の上でおどる』(講談社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

メイクをすれば顔も含めて、自分好みにトータルコーディネートできるという発見に「顔があいてるやん! ここに好きな色を塗ればええやん! アクセサリーをするようにお絵描きしたらええやん!」と心躍った。

「もともとファッションが好きだったので、洋服選びに加えてもう1つの表現方法ができたという感じです。でも、みんなすればいいとは思っていません。性別やジェンダーに関係なく、したかったらすればいいし、したくなかったら徹底的にしなくていい。あなたの美しいという基準に当てはまっているなら、それでいいと思います。

自分の美意識や価値観がまだ定まっていないなら、もう少し養ってから決めたらいいんじゃないでしょうか。何でもやってみるのがいいと思います、きっと楽しいですよ」

坂口涼太郎
「メイクと出会えてよかった」と話した坂口さん(写真:梅谷秀司撮影)
岡部 のぞみ ライター・編集者・「ampule」ブランディングマネージャー

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おかべ のぞみ / Nozomi Okabe

女性週刊誌・月刊誌の編集、創刊を経験後、紙媒体だけでなくWEBディレクター、読者コミュニティの企画運営などを担当。現在は、美容特化型イノベーションファーム「ampule(アンプル)」のブランディングマネージャーをしながら、女性の多様な働き方を発信するサイト「Paranavi(パラナビ)」編集長も務める

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