スイッチ2期待の新作『ドンキーコング バナンザ』発売。プレイヤーからは高評価だが、キメラなゴリラが不気味かもしれない

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本作ではほとんどなんでも壊せてしまう。もちろん硬い鉱物もあるし、殴れないイバラのようなものもあるが、爆弾を投げたり、あるいは岩を拾ってぶん投げるなどの方法をとれば破壊できる。

ドンキーコングには変身能力があり、より強大なゴリラになることもできれば、足の速いシマウマや空を滑空できるダチョウなどになれる。水の上を走ったり、高いところから飛んで敵や罠をスルーしてしまうなんて遊び方も可能だ。

シマウマになれば水の上を走ることもできる。好きな場所へ行って自由に破壊を楽しめるわけだ(画像:任天堂公式サイトより)

ほぼすべてを破壊できる強力な力と変身能力を活用してバナモンドを探すのは間違いなく新しく感じられるし、おもしろい。檻があるところでも周囲の地形を掘り進んで強引に中に入ってしまったりと、地形破壊によって無茶な攻略ができる。これには裏技あるいはバグ技を使ってしまったかのような楽しみがあるといえよう。

ドンキーコングに馴染みがない人でも遊べる

本作は『スーパーマリオ オデッセイ』の開発チームが制作しており、これまでの『ドンキーコング』シリーズとはだいぶ毛色が違う。ドンキーコングにあまり馴染みがない人でも、問題なく遊べるだろう。

ただ、用意された遊びの幅の狭さを感じることもある。ステージのなかにはチャレンジ(特殊なステージ)がいろいろとあるのだが、敵を倒すだけのバトル系のものは退屈に感じられた。

とはいえ、ただ地形を破壊しまくるだけでも気持ちいいし、アイテムを見つけることができればより楽しくなる。地下世界なのにリゾート地やレース場があったりと、さまざまな変化をつけようとしているところも長所だ。

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