

BNPL(後払い決済)サービスを提供するアファームが、2025年4〜6月決算を発表。GMV(総取扱高)は104億ドル(前年比43%増)と拡大しました 。収益は同33%増の約8.8億ドルとなり、営業損益は5800万ドルの黒字。前年同期の7300万ドルの損失から転換しました。
今回の営業黒字化は、同社が1年前に目標として掲げていたもの。金利環境の変化など、外部環境が注目される中で、2025年初めには株価が急落する局面もありました。そんな中で損益の黒字化を果たしたことで、4月を境目に株価は上昇。今決算の発表翌日も10%以上急騰しました。
株主向けレターでは、業績を牽引した要因として複数の項目が挙げられています。同社が提供するデビットカード「Affirmカード」経由のGMVが前年同期比132%増と大きく伸長。新規顧客の約半数を獲得したという「0%APR(無金利)」プログラムの活用も成長ドライバーとなりました。
さらに同社は、2026年度通期の業績見通しも公表。ここには、ある大口加盟店が自社サービスへ移行する影響も織り込まれています。消費と決済をめぐる事業環境の変化が見込まれる中、どんな成長戦略を掲げているのか。本記事では、最新決算をもとにアファームの近況を探ります。
「4〜6月期なのに」新記録を達成
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