「おじおばは愚痴ばっかり」「否定から入るのやめてくれない?」目上の人を“ああはなりたくない”と思っていた若者たちの末路
では、若い頃に「こうなるのは嫌だな」と思った上の世代の人がいたように、「この人みたいになりたい」という、上の世代の人もいませんでしたか?
失敗するとわかっていても、すぐに否定せずに経験を積ませてくれた人や、ミスをフォローをしてくれた人、年を取っても愚痴らない、いつも穏やかな笑顔の人。
年をとって、その人たちのようになれていない自分と比べてしまい、モヤモヤしているのではないでしょうか?
愚痴を言わない、否定をしない、嫌な顔をしないって、人を不快にさせないための、思いやりから生まれる行動です。
「こんなふうに年を取りたい」と思える人たちは、年を取っても人を思いやる努力を続けてきたから、素敵に見えたのだと思います。
気づいたそのときが軌道修正をするチャンス
先日、SNSで、子どもの頃に好きだった作家さんを見つけました。
同業になってはじめてわかることですが、昔は華々しく感じた作家業ですが、いざなってみると、つらいことや理不尽なことが他業種よりも多いと感じます。私はこの仕事に就いてから、以前よりモヤモヤする回数が増えました。
でも、その作家さんが穏やかに謙虚に、毎日楽しいことをつぶやいているのを見て、私もこの人みたいになりたいなぁと思ったし、前以上に好きになってしまいました。
「愚痴ばかり言う自分は嫌だな」と思ったら、気づいたそのときが軌道修正をするチャンスなのだと思います。否定や愚痴を少しずつ意識して減らしてみるのはどうでしょう?
どうせ無理だと思わずに、まずはこれを、「否定から入るのをやめる練習」と思って、試してみてもいいと思います。
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