
永田将也さん(写真:本人提供)
浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか? また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか? 自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が、いろんな浪人経験者にインタビューをし、その道を選んでよかったことや頑張れた理由などを追求していきます。
今回は大阪府立門真なみはや高等学校から龍谷大学法学部に進学。その後卒業してから2浪し、早稲田大学文学部に進んだ永田将也さんにお話を伺いました。
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一度フリーターになるも2浪で早稲田に合格

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今回お話を伺った永田将也さんは、龍谷大学を卒業後フリーターになるも、2浪で早稲田大学に入学した方です。
ストレートで大学に入り、普通の人生を送っていた彼は、コロナ禍を機に大きく人生が動き始めます。
就職活動をやめて、龍谷大学卒業後フリーターになる選択をした理由とは。なぜまた2年間の大学受験をして、早稲田大学に入ることになったのか。彼の人生について詳しく話を伺っていきます。
永田さんは、大阪府の西区で、蕎麦屋をしていた父親と会計事務所に勤める母親の間に生まれ育ちました。
「小さい頃から勉強ができる方ではなかった」と語る永田さん。小・中学校は地元の公立中学校に通ったものの、成績は中の下でした。
「定期テストでは、500点満点の科目で300点を超えたことはありませんでした。全部60点に少し足りないくらいで、280点とか、290点とか取っていましたね」
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