
ホンダが誇るミドルクラスミニバンである「ステップワゴン」。初代モデルは1996年5月に登場し、それまで3列シート車といえば商用モデルをベースとした人員輸送車的なクルマが中心だったところに、乗用車のプラットフォームを用いた前輪駆動レイアウトと、広い室内空間を実現したステップワゴンは瞬く間に人気車となり、今ではミニバンの基本形としてすっかり受け入れられている。
6代目ステップワゴンの特徴
そんな現代のミニバンの祖とも言えるステップワゴンは、2022年5月に登場した6代目が現行型として販売中。この6代目モデルは初代モデルを彷彿とされるスクエアなボディと、シンプルでクリーンなデザインを持ったモデルとして注目を集めた。
グレードはシンプルで親しみやすいデザインを持った「AIR」と、従来モデルでも人気を博したスポーティで精悍なスタイルの「スパーダ」の2本立てで、デビュー前は“どちらが上のグレードという差別化はない”とされていたが、フタを開けてみるとスパーダのみに用意される装備も少なくなく、AIRが気になっていたがスパーダに変更したという声や、購入を断念したという声もあったほど。
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