マイナーチェンジしたホンダ「ステップワゴン」買うならどのグレード?新グレード追加、装備が充実してスパーダよりも手頃な「AIR EX」の魅力

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ブラックエディションのインテリア
ブラックエディションのインテリア(写真:三木 宏章)

また2列目がベンチシート仕様となる8人乗りのガソリンモデルは4WDのみに設定される(e:HEVは2WDの8人乗り仕様も存在)ので、これも必然的に仕様が制限される。

それ以外では前述したように、ブラックエディションはe:HEVのみ、最もベーシックなAIRはガソリンモデルにのみの設定となるので、これらのグレードを指名買いする場合もパワートレインが固定される形となる。

それ以外で両方のパワートレインに同一グレードが設定されるものであれば、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの価格差は39万4900円となり、決して無視できない額となっている。

カタログ燃費で見ると、ハイブリッドモデルが19.8km/L、ガソリンモデルが13.1km/L(AIR EX同士での比較)と燃費性能や税優遇でカバーするのは難しい額となっているので、最終的には乗り比べた上で静粛性やフィーリングなどを確かめて選ぶのがいいだろう。

最終的にオススメのグレードは?

以下が2025年5月のマイナーチェンジを受けた最新のグレード構成となる。

■ガソリンモデル
AIR FF:334万8400円
AIR EX FF:354万3100円/4WD:376万3100円
SPADA FF:360万3600円/4WD:382万3600円
SPADA PREMIUM LINE FF:387万3100円/4WD:406万3400円
■ハイブリッドモデル
e:HEV AIR EX FF:393万8000円
e:HEV SPADA FF:399万8500円
e:HEV SPADA PREMIUM LINE FF:426万8000円
e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION FF:440万6600円
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個人的には装備が充実した上にスパーダよりも価格が安く、シンプルでクリーンなスタイルを持っている「AIR EX」をオススメしたいところで、次点としては「スパーダ」となるが、このあたりは好みもあるため、吟味した上で自分に合ったグレードを選んでいただきたいところだ。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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