東洋経済オンラインとは
ビジネス

町岡さんが社長…ではなく『まちのおかしやさん』だから《おかしのまちおか》。創業71年目で明日上場、"独り勝ち"の意外と単純な理由とは?

7分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

直近の出店状況を見ると、直近でオープンした『ららテラス北綾瀬店』や、元々そごうがあった『イオンモール川口前川店』をはじめ、新店舗のほとんどがショッピングモール内か駅直結型の立地だ。

(画像:みのや『新株式発行並びに株式売出届出目論見書』より引用)

「モールの一区画は、集客が確実なぶん収益性が見込める。全国のモール内には、当社だけでなく他の駄菓子専門店が入っていたりと、休日のファミリー層が訪れる動線ができている。

これまでは採算が取りづらい場所もいとわず出店をしてきたが、結果的に経営を圧迫する要因になった。昨今では、物流コストや人件費の高騰が避けられず、いかに収益性の高い場所に出店を狙っていくかがカギになる」(佐々木氏)

前述の通り、おかしのまちおかは小売業の中では高い利益水準を誇る。それは、コスト管理を徹底したゆえの数字であったのだ。

将来的に500~600店舗を目指す

「当面は、年間で純増10店舗をメドに拡大し、将来的に500~600店舗を目指していく」と佐々木氏。昨年は好立地の物件が重なったため出店も目立ったが、上場を機に急ピッチで出店していくことは考えず、地に足をつけた展開を続けていくと明かす。

上場はあくまで通過点であるが、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。おかしのまちおかは、今後も町場の楽しみの場でありつつ、着実なモデルで拡大を目指していく。

【もっと読む】「魚肉ソーセージ50円」「刺身200円台」「ランチ500円」激安で人気だった≪さくら水産≫が“残すところ11店舗”まで衰退した納得の理由 では、最盛期は160店舗近くあったものの現在は11店舗まで少なくなった「さくら水産」の現在を、ライターの佐藤隼秀氏が詳細に取材、豊富な写真とともにお伝えしている。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象