町岡さんが社長…ではなく『まちのおかしやさん』だから《おかしのまちおか》。創業71年目で明日上場、"独り勝ち"の意外と単純な理由とは?
スーパー業界は激しい競争の末、寡占化が進んだが、なぜお菓子専門店というジャンルにはほかに目立つプレーヤーがおらず、おかしのまちおかの独擅場なのだろうか。その理由を現地視察と取締役取材で探った。

高円寺北口店の店頭に並ぶ商品(写真:筆者撮影)

高円寺北口店の売り場(写真:筆者撮影)
店頭には半額近い値引き商品
7月初頭の平日夕方。荻窪店・阿佐ヶ谷駅前店・高円寺北口店を巡ると、20~30坪の店内には、常に10人弱の来店客が確認できた。

荻窪店の外観(写真:筆者撮影)
道行く人がつい足を止めて見ていたのが、店頭にあるディスカウント商品だ。筆者の来訪時は、『コイケヤ ピュアポテト』が47%オフ、『東ハト 七夕キャラメルコーン』が40%オフなど、ポップとともに特売品が並ぶ。

荻窪店の店頭に並ぶ商品(写真:筆者撮影)

荻窪店の店頭に並ぶ商品(写真:筆者撮影)
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