男の子の育児には、もっと「父の力」が必要だ 「しからない育児」には限界がある
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「落ち着きがないから、叱ってばかり」
「やさしく言い聞かせるのではダメなんでしょうか?」
男の子はただただ「純粋」
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前回記事では、男の子のダメな部分や、おもしろおかしい面を取り上げてきました。具体的には、
● ビー玉と鼻の穴、どちらが大きいのか比べたくなり、鼻の穴に入れて取れなくなる
● おじさんからおこづかいに100円玉をもらったのがうれしくて、兄弟に見せびらかしたのち、取られるのが嫌だから飲み込む
● おしっこはどこまで飛ばすことができるのか、試してみたくなり、おしっこしながら便器から離れていき、トイレ中をおしっこまみれにする
……というのはうちの子の実話ですが、こうした親からみると謎の行動と、子どもがそうする理由、背景についてご紹介しました。
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今回の記事ではすこし見方を変えて、男の子のすてきなところを見てみましょう。
うちの息子のいいところ、そんなものはひとつも思い浮かばない……? いえいえ、そんなはずはないですよ。一緒に生活していると、なんだかダメなところや、怒るポイントばかりに目が行きがちですが、息子のいいところはいっぱいあるはずです。きっと。
僕が思うに、男の子全般に当てはまるすてきな点、それは「純粋」というところでしょう。男の子は真っすぐですよね。動きも発言も、そして性格も。最短距離で動くし、嫌なことは「イヤー!」と口にするし、興味のあるものにはすぐに食いつきます。迷いがありません。見ていて気持ちがいいほどです。
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