「計算は暗記⁉」東大合格者が教える“計算が速くなる驚くほどシンプルな方法”とは
この「6×6×6=216」を瞬時に出せるかどうかで、解答スピードは大きく変わります。これは、計算が速くて「36×6」をすぐにできるかどうか、というよりも、「6×6×6=216」を覚えているかどうかという「暗記」のほうが大事になります。つまりは、「計算力が速い人」と言っても、その土台にあるのは「暗記ができるかどうか」でしかないのです。
他にも、以下のような「平方の暗算」は、覚えておくと計算スピードが格段に上がります。
15×15=225
25×25=625
35×35=1,225
45×45=2,025
55×55=3,025
65×65=4,225
75×75=5,625
85×85=7,225
95×95=9,025
いずれも「下2桁が25」という特徴がありますね。これは「5で終わる数の平方」に共通する特徴で、数の性質を知ることで、暗算がどんどんラクになっていきます。
また、11×11=121、12×12=144、13×13=169…といった“基本的な2桁の掛け算”も、覚えてしまえば、「計算をしないで答えを出す」ことが可能になります。
計算力は“技術”であり、“慣れ”で身につく
こうした計算を「努力で覚える」のではなく、「よく使うから自然と覚えていた」という状態が理想です。まずは頻出の計算パターンを少しずつストックする必要があります。そしてそれを、応用する必要もあります。
「22×11」があったときに、「11×11=121の2倍だな」と考えることができれば「242だ」とすぐ答えられるでしょう。これと同じように、覚えた暗記をしっかりと応用することができる人であれば、計算は速くなります。
いかがでしょうか?計算力は“技術”であり、“慣れ”で身につくものです。「自分は文系だから」「数学の素養が自分にはないから」とは考えず、しっかり技術を磨いてみてください!
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