前日まで元気だったのに…。9歳で“父の急逝”を経験したことで気づけた、マイナスなできごとを一気にプラスに変える「超シンプルな習慣」
しかし、成績が伸びずに、医学部には入れませんでした。
ただ、その「おかげで」入学した千葉大学工学部の最初の授業で、横に座った女性と結婚することができました。彼女も1年浪人をしていたので、お互いに受験で失敗していなかったら出会っていませんでした。
嫌だと感じた過去のできごとを引きずっても、いいことはありません。
でも、嫌だと感じた過去のできごとも、その「おかげで」起こったことに目を向けることで、意味づけを変えることができます。
「おかげで」と考えるクセが着くと、どんどん「おかげで」と思えることばかりが起きるようになります。「おかげで」思考になると、人生が楽しくなりますし、楽しく生きていると「おかげで」と思えることも増えていきます。
日常でできる「おかげで」の練習
私も「○○のせいで」と考えることが多かった時期があります。
たとえば、仕事でのミスを「スタッフのせいだ」と考えたり、プロジェクトが進まないことを「外部の環境のせい」にしたりしていました。
しかし、この視点を変え、「○○のおかげで」と考えるようになったとき、状況が大きく変わりました。
私が実践している、日常でできる「おかげで」の練習を紹介します。
①ネガティブなできごとをリストアップ
1日を振り返り、「嫌だったこと」「うまくいかなかったこと」を書き出します。
②それぞれのできごとに「おかげで」をつけ足す
たとえば、「電車が遅れた→おかげで駅のカフェで仕事ができた」といった具合に変換してみます。
簡単にできる「おかげで」の練習、ぜひ試してみてください。
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