「スマホばかりいじっていないで勉強しなさい!没収するよ」が子どもの成績アップに逆効果といえる理由
ここでは、「あと5分」と言わせることで、子ども自身に区切りをつけさせるのがポイントです。そして、「じゃあ、お母さん(お父さん)は今からお風呂掃除をしてくるから、どっちが早くクリアできるか競争しよう!」と別のゲームにしてしまうのです。もちろん、子どもが必ずしも乗ってくるとは限りません。「は? 何それ?」と冷たく反応されることもあるでしょう。そんなときは、ムリに競争にもち込むのではなく、「OK、じゃあ5分経ったら声をかけるね」といったように、次のアクションを決めておくのも手です。
もし5分経ってもやめられない場合は、「さっき自分で『5分』って言ったよね?」とリマインドします。
スマホ没収は逆効果! 「ゲームで乗せる」作戦
ルールを守ることは大事ですが、親子でムダにバトルをくり返すより、子ども自身に「区切る意識」をもたせるほうが大切です。
すべての子どもがスムーズにゲームをやめられるわけではありませんが、「5分待つ」「区切るきっかけをつくる」ことで、少しずつコントロールできるようになるはずです。
「今日は私がお風呂掃除したから、明日は交代だよ」と、交互にやってみるのもおすすめです。そしたら、ダラダラスマホも防げるし、お風呂掃除もしてもらえるしで一石二鳥!