「グラスや水が最後まで出てこず」「クレカ決済に10分も」…。日本初上陸の高級ホテル「フェアモント東京」。8500円朝食に"心配"になった朝

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種類豊富なグリーンリーフに、オイルとビネガーと塩のシンプルなドレッシングが伴奏。

普通だと物足りないぐらいのそっけなさなのに、野菜がおいしいから、これで十分においしいのです。

ぴりっとしたわさび菜がアクセントに

グリーンリーフに紛れる若いわさび菜の、ぴりっと走る刺激と、トマトのフルーティーな甘味が、味にメリハリをもたらします。

おかわり自由のパン。クロワッサンとバターブレッド。クロワッサンとレーズンデニッシュはフルサイズ(筆者撮影)

ホテルの朝食といえば、いくらやステーキ、ローストビーフ、うなぎ、トリュフソースの卵料理など、華やかな食材を惜しみなく並べた豪華ビュッフェが人気です。

フォトジェニックな盛りつけに、食べきれないほどの品数。

コーヒー&ティーはおかわり自由。ホットコーヒーに添えられたミルクは、フォーマーで熱々ふわふわなので、カフェオレにして飲んでも温度が下がらない(筆者撮影)

これはこれで楽しいのですが、今回食べたフェアモント東京の朝食は、選び抜かれた素材を、余計な装飾をせず、丁寧に仕立てる。味覚を研ぎ澄まして、繊細な味を噛み締めながら楽しむ朝は、このうえなく贅沢です。

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