「汗だくのウーバー配達員が、百貨店の中で涼んでた…」 フード配達員を悩ませる夏の暑さ。対策の実態と、出前館とウーバーの注意喚起の違い

配達員にとって夏の暑さは文字通りの死活問題だ(著者撮影)
現役配達員もドン引き!配達員の非常識な暑さ対策
ヘルメットを被ったまま飲食店に入る。清潔感のない服装をしている……。ウーバーイーツ配達員の中には、社会常識が欠如している者が一部交じっている。そんな彼らの存在がより一層際立つ季節がある。それが「夏」だ。
先日私はマクドナルドの店舗前に、自転車と配達用バッグを放置したまま、近くのデパートに入っていく、20代くらいの汗だくの配達員を見かけた。興味本位で追いかけてみたところ、その配達員はデパートの中にあるベンチに座って「あー、疲れた」といった表情で休んでいた。
デパート内はエアコンが効いており、マクドナルドの店舗と距離も近い。この場所で待機することは、ある意味で賢い戦略なのかもしれない。けれどその配達員は次の日も、またその次の日も、同じ場所に自転車とバッグを放置していた(そしてデパートの中で、涼しい顔で休んでいたのだろう)。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら